バレエ ストーリー[4]
✪ 初演 : 1869年12月26日 ボリショイ・バレエ
✪ 音楽 : レオン・ミンクス
✪ 構成 : 3幕
✪ 背景 : スペイン
✪ 主な登場人物 : ドン・キホーテ
ドゥルシネア姫
キトリ
バジル
✪ ストーリー :
スペインのとある村に貧しい郷士が住んでいた。彼は騎士道小説を読みふける内に現実と空想の区別がつかなくなり、自らをドン・キホーテと名乗って物語の中に出てきたドゥルシネア姫を探す旅に出た。舞台はバルセロナの市場。床屋の息子バジルと宿屋の娘キトリは愛し合っているが、父親は2人の仲を許してくれない。そこへドン・キホーテがやって来て、キトリをドゥルシネア姫と思い込んでしまう。
市場の騒動の合間にバジルとキトリは駆け落ちし、2人を追いかけてドン・キホーテもジプシーの野営地にたどりつく。ジプシーによる人形劇が催されるが、ドン・キホーテは人形劇に登場する悪者を敵と勘違いし、風車を敵と信じて突撃、意識を失う。夢の中でドゥルシネア姫に会う。
結婚を認められたキトリとバジルの結婚式が行われ、ドン・キホーテはドゥルシネア姫を探してまた旅に出る。
✪ みどころ :
①主役のキトリとバジルキトリ:原作とは異なり、バレエの主役はキトリ
バジル:多くの古典作品では女性の後ろにいる男性が華やかなスポットライトを浴びる大役
②バレエコンクールやガラなどで人気
キトリとバジルのグラン・パ・ド・ドゥや、キトリのヴァリアシオンなど
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